日本アニメに惹かれて海を渡った作り手たち 櫻井大樹の“夢見るアニメ”シリーズ⑤
櫻井大樹 (アニメプロデューサー・脚本家)ジャスティン・リーチ (アニメプロダクション「Qubic Pictures」CEO)チャン・ミンチェ (アニメーター)
櫻井さんの「夢見るアニメシリーズ」第5回は、海外から日本に来たクリエイター2名をゲストに迎えてお届けします。一人は、アニメプロダクション「キューブリックピクチャーズ」CEOのジャスティンさん。約20年前、Production I.Gに入社し、そこで櫻井さんと出会いました。もう一人���、アニメーターのミンチェさん。Netflixジャパンのフェローシップに選ばれ2022年に来日。その後、日本でアニメーターとしてのキャリアをつんできました。日本のアニメーション業界はどんな魅力があったのでしょう。また日本で働いてどんな印象を抱き、どんな課題を感じたのでしょうか? 日本でアニメの仕事をする海外クリエイターの方たちの思いと、海外から日本のアニメ界がどう見えているのかを、さまざまに知ることができる授業です。
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櫻井さんの「夢見るアニメシリーズ」第5回は、海外から日本に来たクリエイター2名をゲストに迎えてお届けします。一人は、アニメプロダクション「キューブリックピクチャーズ」CEOのジャスティンさん。約20年前、Production I.Gに入社し、そこで櫻井さんと出会いました。もう一人は、アニメーターのミンチェさん。Netflixジャパンのフェローシップに選ばれ2022年に来日。その後、日本でアニメーターとしてのキャリアをつんできました。日本のアニメーション業界はどんな魅力があったのでしょう。また日本で働いてどんな印象を抱き、どんな課題を感じたのでしょうか? 日本でアニメの仕事をする海外クリエイターの方たちの思いと、海外から日本のアニメ界がどう見えているのかを、さまざまに知ることができる授業です。
公開日:2026.01.16
チャプターリスト
この授業のことば
講師
櫻井大樹
アニメプロデューサー・脚本家ジャスティン・リーチ
アニメプロダクション「Qubic Pictures」CEOチャン・ミンチェ
アニメータークレジット
ディレクター:横里 隆、かごしま/映像制作:コックスプロジェクト宇野祐司、宇野祐司、中江太一、瀬古侑紗/ことばスライド:馬淵しの/字幕協力:松田壮一郎
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アニメの制作現場の天才たちのエピソードは、「作り話でしょ?」と思うほどキテレツでおもしろい! そして、ネットフリックスのアニメ部門責任者の日々の話は、これまた「本当に?」と言ってしまうほどのすさまじさ! やっぱり櫻井さんは、日本アニメ界のイノベーターなんだなと再認識しました。
映画『果てしなきスカーレット』を公開時に観て、お世辞抜きで感動しました。でも世間では賛否両論の嵐でびっくり。興行的にも厳しい数字だと聞いてまたびっくり。背景にはオリジナルアニメの厳しさがあったのかも? アニメプロデューサーお三方の本音トークから、アニメの難しさが伝わってきます。
後編は、Netflix時代の櫻井さんがいかにこの国のアニメを世界に広める着火点を作ったか、西村さんが語ります。コロナ禍、アニメスタジオの制作体制を整えるために櫻井さんがNetflixを説き伏せた話は胸に刺さりました。高畑チルドレンのふたりの、それぞれの闘いの日々の話です。
アニメはよく観るのに、どのようにつくられているかは知らなかったりしますよね? この授業はクリエイター(脚本家)でありプロデューサーでもある櫻井さんだからこそ語ることができるエピソードがいっぱい。おまけに櫻井さんの語りはオモシロイ! どうやって東大に入ったかという話もびっくりです。
Production I.Gの会長として、アニメ界を引っ張っている石川さん。その語る言葉は想像を超えて、熱く、まっすぐ、ずしんと胸に響いてきました。さすが、櫻井さんが師と仰ぐ存在です。こういう方たちがいたからこそ、日本のアニメは世界にはばたくことができたんだなあと納得しました。
高畑勲監督の自宅に毎日通い、『かぐや姫の物語』を完成させようと苦闘した二人のエピソードは驚愕の連続。それはもう壮絶過ぎて笑ってしまうほど。そして、アニメをつくる人たちのバトンはこうして渡されてきたんだなあと、じんと胸に沁みました。担当できてディレクター冥利につきる授業でした。


日本アニメに魅せられて海を渡ったジャスティンさんとミンチェさん。二人の謙虚で柔らかな雰囲気は日本人以上に日本人のよう。日本アニメがそういう方たちを育んだのか? それともそういう方が日本アニメに惹かれているのか? いずれにしてもアニメは、見る人も、作る人も国境を越えているのです。