しのはらかつゆき
篠原勝之
ゲージツ家
1942年、札幌に���まれ、鉄の街・室蘭に育つ。高校卒業前に家出、上京。武蔵野美術大学中退後、グラフィックデザイナーとして広告制作会社に数年勤務。退職後サラリーマンと決別するためスキンヘッドに。日雇いのアルバイトをしながら挿絵画家、絵本作家として棲息。1973年〜1979年〈状況劇場〉のポスター・舞台美術を担当。1981年、エッセイ「人生はデーヤモンド」で注目を集める。1985年、都心のビル解体現場で瓦礫から剥きだしになった鉄に衝撃を受け、「鉄のゲージツ家」を宣言、スクラップ鉄の作品を精力的に制作。1995年、山梨県北杜市にキューポラ炉を備えた作業場を構える。鉄やガラス、石などを素材に、光・風・土・水といった自然のエネルギーに呼応するダイナミックな造形が国内外で制作、展示、常設される。2009年、「走れUMI」(講談社)小学館児童出版文化賞 受賞。2015年、「骨風」(文藝春秋)泉鏡花文学賞 受賞。2019年、土を捏ね、盌【空っぽ】を焼き始める。2021年、奈良に移住。