祭りは悲しみからはじまる。
岸田奈美 (作家)
昨年の前橋ブックフェスで、作家の岸田奈美さんと糸井重里がトークショーをおこないました。岸田さんが本を出す前から、ものすごい数しゃべってきましたが、ふたりでじっくり話すのは、これがはじめて。岸田さんの書きぶりとジブリの重なり、悲しみから芽吹くもの。ふたりの話はどこまでも広がります。
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昨年の前橋ブックフェスで、作家の岸田奈美さんと糸井重里がトークショーをおこないました。岸田さんが本を出す前から、ものすごい数しゃべってきましたが、ふたりでじっくり話すのは、これがはじめて。岸田さんの書きぶりとジブリの重なり、悲しみから芽吹くもの。ふたりの話はどこまでも広がります。
公開日:2025.03.11
この授業のことば
講師
岸田奈美
作家クレジット
ディレクター:羽佐田瑤子/映像制作:木下美月/ことばスライド:浦辺美穂
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「スピルバーグなら全米を泣かせる悲劇の数々が家族におきている」と奈美さん。ぶつかって、受け入れて、数々の山を乗り越えてきた岸田家のこれまでを、おふたりが率直に語ってくれました。そこには、生きていくことの切実さと尊さが溢れていて、胸がギューッとなりました。
お母さまの「誠治はいい子」子守唄エピソードは必見です!みんながうれしい日比谷音楽祭を作りたいと、どこまでも明るくまっすぐに突き進む奔走ぶり、性善説で物事を見るあたたかさ、見た人はみんな亀田さんを応援したくなると思います。
あだち充先生、そんなにたくさん話す方ではありませんが、飄々とした受け答えのなかに、いつもやさしさとユーモアを潜ませています。こういう方だからこそ、タッちゃんやヒロのような主人公が描けるんだなと大いに納得しました。
澤田さんの考え方には、ハッと気づかされることもたくさん。誰かのためではなく、自分がたのしいからやっているというところも、澤田さんの魅力のひとつだと思います。エラーたっぷりの人間だからこそおもしろく、その逆転していくアイデアで、やさしい世界がつくれる気がします。
「身の回りには季語があふれてる、でも季語に対するアンテナが 立ってない人の目には 何にも映らない」という言葉にハッとさせられました。「俳句は筋トレ」という夏井先生、思いきりのよいお話に後押しされて、糸井のように俳句の世界をのぞいてみたくなります。
亀田さんと糸井さんの掛け合いがたのしい、引き込まれる授業。見ていて元気が出ます。さまざまなことを面白がりつつ解決していく亀田さんの姿勢に真似したくなるところがたくさん。椎名林檎さんとの出会いのお話が聞けるのも嬉しいところ。


岸田さんが、お父さまについてもう書けないかもしれないと、夏井いつき先生に相談されたところから、『家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だった』を書き上げるまでのお話は、大切な人や何かを失ったときの喪失との向き合い方として、とても心に残りました。
いつもね、どうして岸田奈美さんの話で泣いてしまうんだろう?
エッセイを書く上で大切なことを教わった気がします。 私も筆が進む時は、痛い時や辛い時や失敗した時が多くて、たまに面白かった時です。
なみの部屋まで展開する面白さ。 そして、そこか���が更に面白かった。 師弟関係のような2人なんですね。