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われらが同時代人ドストエフスキー~今なぜ、新訳『未成年』なのか~

亀山郁夫 (ロシア文学者)

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ドストエフスキー最大の失敗作とも言われ、世界の文豪の間でも評価が分かれる問題作『未成年』。実はこの作品に、ドストエフスキーのすべての作品の魅力とがつまっていると亀山さんはいいます。そしてまさに今こそ、読むべき作品だとも。問題作『未成年』からはじめる、ドストエフスキー入門。

公開日:2022.02.04

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ドストエフスキー最大の失敗作とも言われ、世界の文豪の間でも評価が分かれる問題作『未成年』。実はこの作品に、ドストエフスキーのすべての作品の魅力とがつまっていると亀山さんはいいます。そしてまさに今こそ、読むべき作品だとも。問題作『未成年』からはじめる、ドストエフスキー入門。

公開日:2022.02.04

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チャプターリスト

  • 1

    『未成年』攻略のツボと舞台をめぐる旅

    28:53

  • 2

    ドストエフスキーが『未成年』に込めたもの

    19:57

  • 3

    『未成年』は今の時代の物語

    15:01

関連リンク

書籍『未成年 1』(光文社古典新訳文庫)

この授業のことば

Next

22の歳に ドストエフスキーを 破門しました

00:02:20
unsaved

ですから 第1部は知恵比べというか 我慢比べです

00:10:45
unsaved

つまり『未成年』という小説の執筆に 投入したエネルギーというのは 凄まじい量があるんです

00:01:11
unsaved

まさにロシアは崩壊寸前にあるという その崩壊そのものを描きたいと思った わけなんです

00:07:36
unsaved

つまり ドストエフスキーが 小説の中で描き出した「魂」は まさに 我々の魂なんです

00:13:26
unsaved

講師

かめやまいくお

亀山郁夫

ロシア文学者
1949年生まれ。名古屋外国語大学学長。東京外国語大学名誉教授。ドストエフスキーの5大長編と呼ばれる『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『白痴』『悪霊』『未成年』の新訳を手がける。ドストエフスキー関連の研究のほか、ソ連・スターリン体制下の政治と芸術の関係をめぐる多くの著作がある。著書に『新カラマーゾフの兄弟』『謎とき「悪霊」』『磔のロシア』『熱狂とユーフォリア』『ドストエフスキー父殺しの文学』『「悪霊」神になりたかった男』『大審問官スターリン』『ショスタコーヴィチ 引き裂かれた栄光』ほか多数。

クレジット

ディレクター:涌嶋由樹子/映像制作:El Monte/ことばスライド:浦田桂子/ナレーション:溝渕史奈

みんなのコメント

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亀山郁夫さんの、あふれるドストエフスキー愛! サンクトペテルブルグやドストエフスキーの別荘など、作品ゆかりの地をめぐる旅の話も。世界の文豪の間でも評価が割れるという問題作『未成年』からはじまる、ドストエフスキー入門です。

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担当D・ワクシマ

『未成年』は二十歳(まだ未来は決まっていないけれど、未来がどうなるかを決める要素が詰まっている時期)から見た物語というのが示唆的です。二極化の先には崩壊が待つけれど、21世紀を生きる人間たちが「ドストエフスキーワールド」を共有したら、違う未来を私たちは生きられそうな予感がします。

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髙野聡

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人から学ぶと、こんなことまで出来てしまうんだな、と思い知らされます。山下さんがニカラグアで見聞きした風景は目に浮かぶようです。

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担当D・一色
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「��ぼ日刊イトイ新聞」の連載も好評だった鼎談の映像版です。普段着で語られる、ロシアという国の特徴、新聞の未来の話、イギリスの話ほか。聞くと国際ニュースがすこし身近になって、理解しやすくなります。

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担当D:田中
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「不安に押しつぶされそうなときは、それでいい」「命を懸けても、山は登れない」「登り続けることによって、過去の経験の価値に気付く」「ありのままの自分を認めることで、人は成長できる」などなど、肉体的にも精神的にも極限状態を経験した平出さんのことばには、本当に多くの学びがありました。

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担当D:山田
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岩井先生のお話が面白いのはもちろん、そこから引き出される糸井重里の話もとても興味深いです。特にチャプター2の「経営者になる試練」の話、チャプター4の「社内が入れかわるときに大切なこと」の話がおすすめ。ぜひ聞いてみてください。

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担当D:田中
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会場からのさまざまな質問に、田中さんが丁寧に答えてくださった時間の記録。第1次世界対戦後の東欧の話があり、沖縄の話があり、イスラエルの話があり、『戦争は女の顔をしていない』の著者の方のお話があり、たくさんの世界を見てきた田中さんだからこそのお話がたくさん登場します。

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担当D:田中
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がんとの闘病中、夜、不安になって奥さんのベッドにもぐりこんだという獏さんのエピソードが泣けてくる。作家は、もっともっと書きたいと願いながら、人生を終えていく宿命にあるのですね。死と向き合った作家・夢枕獏の本音満載の授業。

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担当D・横里

この授業が収録されている島

  • 本を読む人と、読み慣れない人の島 本を書くのもおもしろいけど、本を読むのもおもしろい。読むほうの個性が育っていくエンターテインメントの宝島。
  • その研究、ちょっと教えてくださいの島 ふつうの人には到底追いつけないような熱心さで、独自の研究をしている人がいて。えっ、なんとおもしろい!
人に会おう、話を聞こう。
人から人へ伝わるもの。
人から人が学ぶもの。
ほんとは、「学ぶ」はおもしろい。
ほぼ日の學校は、
いろんな人の話を聞いて学ぶ、
おたのしみの学校です。

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