ナウシカと宮沢賢治を追いかけて土の研究者になりました
藤井一至 (土の研究者)
私たちが当たり前のように踏みしめている“土”。そんな土のこと、じっくり考えたことありますか?じつは土って謎だらけなんです。土は半分生きものだって知ってました?今の科学でも、人工的には作り出せないんですって。国や文明の栄枯盛衰も土次第で、果ては土の奪い合いで戦争まで起こったり……。藤井さんが、そんな土の研究者になったのは、ナウシカと宮沢賢治の影響だそう。もうそれだけで、土の話が聞きたくなりますよね。土の不思議、土の魅力、そして土と私たちの未来まで、存分にお話しいただきました。
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私たちが当たり前のように踏みしめている“土”。そんな土のこと、じっくり考えたことありますか?じつは土って謎だらけなんです。土は半分生きものだって知ってました?今の科学でも、人工的には作り出せないんですって。国や文明の栄枯盛衰も土次第で、果ては土の奪い合いで戦争まで起こったり……。藤井さんが、そんな土の研究者になったのは、ナウシカと宮沢賢治の影響だそう。もうそれだけで、土の話が聞きたくなりますよね。土の不思議、土の魅力、そして土と私たちの未来まで、存分にお話しいただきました。
公開日:2024.01.23
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講師
藤井一至
土の研究者クレジット
ディレクター:横里 隆/映像制作:直井佑樹/スライド:浦辺美穂
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いろんな専門家の方のなかで「うわっ、この方の動きは特に自由ですごい!」と感じることがときどきありますが、藤井先生はまさにそんな感じの方。その秘密をのぞき見られるような授業です。しかも先生の話し方がまたよくて、たのしい話と専門的な話を混ぜて語られるのが、聞きながらワクワクします。
今日から実践したくなるような「いい野菜の見分け方」から、「暮らしの変化とともに野菜の在り方も変わっている」という歴史についてまで。毎日食べていて身近な存在のはずですが、じつは知らないことばかりだと気づき、野菜への関心がぐっと深まりました。思わず八百屋さんに行きたくなる授業です。
よいアイデアを生むって、勉強や努力だけではどうにもならない部分があって、自分には向いてないんだろうなーと考えがちでした。「観察する」「持っている先入観を洗い出す」など、自分にもできそうなコツがわかったので、実践します!
「自然と付き合うほど、自分の中の人生哲学が醸成される」という奇二さんのご研究に刺激を受けました。インドア派の私ですが、なんとなく分かる気がします。時には書を捨てて、森へ出ようと思える授業です。
がんとの闘病中、夜、不安になって奥さんのベッドにもぐりこんだという獏さんのエピソードが泣けてくる。作家は、もっともっと書きたいと願いながら、人生を終えていく宿命にあるのですね。死と向き合った作家・夢枕獏の本音満載の授業。
世界一大きなゴキブリである、ヨロイモグラゴキブリを近くで見て、うごきがゆっくりでかわいい〜!と思いました。動きがすばやく神出鬼没のイメージがあるゴキブリですが、おっとりしている種もあるそうです。ゴキブリはなぜ嫌われているんだろうと、改めて考えたくなる授業です。


藤井さんは土の匂いのする方でした。長い時間かけ、植物や動物が土を作ってきたように、ま���すぐ、あきらめず、こだわって土を調べ続けてきた藤井さんだからこそ、その笑顔から、話し方から、話の内容から、土の匂いがしたのでしょう。ナウシカもユパ様も賢治も、みんな藤井さんの中に居ました。
「土」というシンプルで、すごく当たり前にあるものを見ることで、こんなに生き物の繁栄する歴史を学ぶことができるんだと、驚きました。「学校で、こういうことを教えてもらいたかった‥‥!」と思うようなすてきな授業です。
土を中心に見ることで、いろんなことが地続きに見えてきた。 また、本論ではないけれど、先生の人となりが魅力的。目立ったり、流行ったりしていなくても、周りから一見遅れていても、自分の気持ちに真っ直ぐでいることのかっこよさも学びました。文科省のお偉いさんにへの言葉に感動。
土ってこんなに色んなところに関係していると知って、驚きましたし、ワクワクしました!!植物学の先生と対談して欲しいです!
毎日見ている植物の声なき声か聞こえました。さっそく明日、施設で栽培している野菜のプランターに石灰を撒いてみます。ナウシカ、ラピュタ、宮沢賢治、共感の連続でした!
おもしろかったーー! とくに土に強い興味を持っていたわけではないのですが、見始めたら知らないことばかりで一気に引き込まれました。勉強になりました。