少女マンガ論に目を開かれて|橋本治をリシャッフルする。第2回
中条省平 (学習院大学教授)
『桃尻娘』と並ぶ橋本治さんの初期の代表作は『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』。少女マンガ論です。この作品に衝撃を受けた中条省平さんが、橋本さんの少女マンガ評論について語ってくださいました。時代論・世代論・社会論を網羅する骨太で壮大な講義となりました。中条さんの圧倒的熱量に浸ってください。(講義日:2020年2月4日) この授業は、2018年~2020年に「ほぼ日の学校」で開講していた古典シリーズの講座です。有料会員の方は「ごくごくのむ古典シリーズ」(別サイト)にて120分版もお楽しみいただけます。関連リンクよりアクセスして視聴ください。
公開日:
『桃尻娘』と並ぶ橋本治さんの初期の代表作は『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』。少女マンガ論です。この作品に衝撃を受けた中条省平さんが、橋本さんの少女マンガ評論について語ってくださいました。時代論・世代論・社会論を網羅する骨太で壮大な講義となりました。中条さんの圧倒的熱量に浸ってください。(講義日:2020年2月4日) この授業は、2018年~2020年に「ほぼ日の学校」で開講していた古典シリーズの講座です。有料会員の方は「ごくごくのむ古典シリーズ」(別サイト)にて120分版もお楽しみいただけます。関連リンクよりアクセスして視聴ください。
公開日:2023.06.06
この授業のことば
講師
中条省平
学習院大学教授クレジット
音楽:栗コーダーカルテット/イラスト:長場雄/構成:浅生鴨/製作:株式会社ジーズ・コーポレーション
みんなのコメント
コメントはアプリから投稿いただけます。
次におすすめの授業
『ギケイキ』作者の町田康さんが読み解く『双調 平家物語』は、作家ならではの洞察と共感あふれる魅力的なものでした。「アホをアホと書いて終わらない」橋本治さんの平家物語は、今を生きる私たちにも響く示唆に満ちているという町田さんの解説を聞いていただきたいです。
小説の楽しみ方はこんなに自由なんだと気がつきます。自分なりの読書術をみなさんも見つけてみてください。
デビュー作『桃尻娘』の背景にどのような思いがあったか? 橋本治さんへのロングインタビューで矢内さんが聞いた言葉はーー「どこかで居心地の悪さを感じている少年や少女たち。バラ色のもやの中にいる人。そんな人たちに『結局、大丈夫だよと言いたかった』」。時代を経ても古びないメッセージです。
浦沢さんから終始伝わってくるのは、漫画への情熱と、描く喜びです。日々、すごい量が生み出されている日本の漫画についても、浦沢さんの解説によって、改めてその凄みを感じます。最も影響を受けたという手塚治虫先生の話も必見です。
仏文学者にして武道家、思想家でもある内田樹さんが、10代から憧れつづけ、影響を受けつづけた橋本治さんへの万感の思いをほとばしらせる圧巻の授業。内田さんに「自由に動ける可動域」を教えてくれた不思議な作品群の朗読をお聞き逃しなく。
編集者として付き合った橋本治さんと、作家の目で読む橋本作品。松家さんはふたつの視点から「大きなひと」である橋本治さんについて語ってくださいました。橋本治さんという存在への感謝の気持ちで満たされた時間に一緒に浸ってください。


橋本治さんと少女マンガを結びつけたものは何だったのか? マンガ評論家としても知られる中条さんが、時代背景も絡めた骨太な「橋本治の少女マンガ評論」論を展開してくださいました。「『違和感』に忠実であった天才」たちの生き様の物語です。
「まじめであることは才能があるということだ」という言葉に、才能開花の秘密がありそうです。誰もがまじめさ(純粋さ、不器用さ)を持っているけど、それを巧く世間に合わせてしまうために才能が開花しないのではないでしょうか。橋本治さんはそのまじめさに自信を持って突き進んだ人だと思います。